Unity5で使えるようになったGI(Global Illumination)を使ってみる(Light Probe編)
Light Probe無し
Light Probeあり
動く物体へのライティング
Unity5でGlobal Illuminationが使えるようになりましたが、Staticでない、動く物体には使えません。
まず、青と赤の地面に白い壁と球だけの単純なモデルを作成します。このモデルにStaticを設定すると、GIにより、白い壁や球が地面の色によって青と赤にうっすらと陰影付されます。
カプセルにはStaticを設定していないのでGIで陰影付けられることはなく、白いままです。
カプセルにLight Staticを設定しアニメーションさせてみると、初期状態のGIによる陰影のまま動いてしまいます。
Unity5 Static Lightmap - YouTube
動く物体にライトを反映させるには、Light Probesを設定する必要があります。
Light Probeの設置
まず、Create Emptyで適当なオブジェクトを作ります。今回はLightProbeGroupsとしました。このオブジェクトにLight Probe Groupをアタッチします。
Add Probeで、いくつかLight Probeを設置していきます。
これで、アニメーションする動く物体にも陰影が反映されます。
あとは、適当にアニメーションする物体を配置するだけです。今回はMMD4Mecanimにより、Lat式ミクさんを動かしてみました。
Unity Light Probe Test 01 - YouTube
動画の最初のLight Probe無しでは、背景の壁はUnity5のGIによってうっすらと地面の青と赤の陰影がついていますが、動く物体であるLat式初音ミクにはGIの陰影がついていません。
Light Probesを設置すると、この動画ではわかりにくいですが、地面の青と赤によって陰影がついています。
まだまだGIやLight Probesに関してはわからないことだらけです。
もっと勉強しないとなぁ…
そんな感じ。