CV・ARに関する普通じゃない勉強会に参加してきました
はじめてのはてなダイアリーなので、はてな記法がまったく使いこなせません
後日、修正します
8月9日に開催された勉強会に参加してきました
↓こちらです
OpenCVやARToolKitなど,コンピュータビジョンや拡張現実感に関する面白プログラミングの
ネタについてみんなで発表してわいわい楽しもう!という普通じゃない勉強会です.
バーチャルリアリティや面白ハードウェア,ガジェット系の人たちも歓迎します.
ニコニコ動画でもARToolkitで初音ミクを躍らせたりするのが流行っていますが、
その大元の技術である、コンピュータビジョンとAR(Augmented Reality)に関する勉強会です
ARについては、また別の機会に書きます
最初は、東大で開催される予定だったんですが、
「東大に対しての爆破予告がされています。日時場所の記載もあ... - 予告in」
この影響で、東大が閉鎖される恐れがあるということで、
直前になって会場が関西学院大学 丸の内キャンパスに変更になりました
いやぁまさか最近流行の「予告」の影響を受けるとは思っていませんでした
地下鉄で向かったんですが、予想以上に駅から遠くて、開始時刻ぎりぎりに到着しました
さて、タイムテーブルはこんな感じでした
コンピュータビジョン・拡張現実感に関する普通じゃない勉強会:タイムテーブル
13:00 - 13:05 オープニング
13:05 - 13:25 電脳メガネと実世界はてなスターが実現するデジタルライフスタイル(akio0911)
13:25 - 13:50 初音ミクで遊ぶ画像認識/AR(aimino)
13:50 - 14:20 電脳コイルの世界はどこまで実現できるか(ksasao)
14:20 - 14:30 休憩(10分)
14:30 - 14:50 電脳コイルの世界実現に欠かせないハードウェアについてのサーベイ(arc@dmz)
14:50 - 15:15 シニアマーケットに向けた遺跡復元ARコンテンツ:バーチャル飛鳥京(ktx)
15:15 - 15:35 CV, AR, VRの虜になるための10の方法(masayashi)
15:35 - 15:55 gainerを用いたディスプレイとのインタラクション(dandelion)
15:55 - 16:00 休憩(5〜10分)
16:00 - 16:20 WebカメラとOpenCVで実現する微速度撮影(hiro)
16:20 - 16:40 ARToolKitプログラミングがより面白くなる禁断のテクニック(橋本なおき)
16:40 - 17:10 メガデモ的トリックを動画像処理に応用する(福地健太郎)
17:10 - 18:00 自由時間(当日持込ネタ発表・雑談・デモ体験タイム)
以下、それぞれについて簡単なメモを。
勉強会中に書いたメモなので、ちょっといい加減です
今は帰省中ですが、数日後に大阪に戻ったら、ちゃんと補足を含めて修正します
電脳メガネと実世界はてなスターが実現するデジタルライフスタイル(akio0911)
初音ミクで遊ぶ画像認識/AR(aimino)
- OpenCVでゆびを認識し、当たり判定
- CamShiftで肌色の手形状の楕円を取っている
- 楕円の線から指先を取り、2次元の座標をマウス座標のようにOpenGLのセレクションで当たり判定している
- Arduinoを使ったフィジカルコンピューティング
- 「ネギ型コントローラを作ってみた‐ニコニコ動画(夏)」
- 「うちのはちゅねにヒゲが生えてきたんだんけど…‐ニコニコ動画(夏)」
- 後半に解説がついていますが、目や口の位置7点からZhangの手法で姿勢推定
- HandyARで手の形状から指先をとり、AR
- ShadowMappingで影を生成
- 手の肌色領域にのみ影を描画
電脳コイルの世界はどこまで実現できるか(ksasao)
- 電脳コイルに必要な技術を探る
- やさこ誕生の2014年までに可能?
- 近い将来どこまでできる?
- 処理速度、通信速度は10年で1000倍
- 電脳めがね
- サーバと画像のやり取り
- 地デジ:1440x10880:16.8Mbps
- このレベルがどこでも使える
- WiMax:100Mbps開始で可能になるかも
- サーバと画像のやり取り
- サーバ側のデータ
- 東京23区 620平方km
- 1mm単位でテクスチャデータを収集
- 1700TB程度にしかならない
- 東京23区 620平方km
- 電脳めがね
- 処理速度、通信速度は10年で1000倍
-
- 2014年なら可能なレベル
- 後は関わる人の数次第?
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- 倫理面
- 社会的には総監視社会の議論は始まっているので、2014年までには指針ができているはず
- 倫理面
電脳コイルの世界実現に欠かせないハードウェアについてのサーベイ(arc@dmz)
- 立花隆ゼミ:SCIを作った人
- HMD
- EyeTrekなどシーアラウンドディスプレイ
- シースルーディスプレイ
- アイフリー、ピントフリー
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- KONICA MINOLTA
- ホログラフィック工学素子
- ホログラフィック光学素子-光学分野 | コニカミノルタ
- KONICA MINOLTA
- マルチタッチスクリーン
- アクリル板の断面に赤外LEDで光を投げる→アクリル板内を全反射する
- 下からカメラでとっても、何も写らない
- 指があるとそこだけ反射特性が変わるので、カメラで撮影できる
シニアマーケットに向けた遺跡復元ARコンテンツ:バーチャル飛鳥京(ktx)
- 光学的整合性に注目
- 前計算した影画像を視点移動にあわせて移動
- 半球状ドームに全方位画像から取得した実光源環境を反映させる
- あらかじめ半球ドーム光源で求めた基礎画像の線形結合で求める
- 線形結合時の係数に、全方位画像から取得した実光源の明るさを用いる
- 多人数体験用のディスプレイとして何がいいのか
- 三脚型、ハンドヘルド型、タブレッド型、携帯電話型
- ARアプリ案
- AR遺跡、ARショップ、AR広告
- ARで目に見えない情報を可視化
- 実世界MMORPG
- ARの開発を行う、株式会社AsukaLab設立
- ICCで妖怪チャット実施中
- マーカをかざすと妖怪が表示される
- 携帯電話をつかってARをやりたい
- Webとか携帯メーカとかキャリアでもやりたいと思っている
CV, AR, VRの虜になるための10の方法(masayashi)
- 王様の箱庭masayashiさん
- なぜかみんな本名の「まさよし」と呼ぶが、masayashi
- CVはプログラミングのいい教材になる
- 配列、ループ、ポインタ
- 結果が目に見えるのが楽しい
- ツールはそろってきている
- 動機は不純なほうがいい
- こういうものが作りたい!というゴールが明確になる
- 今後はハードとの連携がキーになるかも
- 作ったものを発表する場はいろいろある
gainerを用いたディスプレイとのインタラクション(dandelion)
- OpenCV本の中の人
- Gainer:フィジカルコンピューティングのキット
- ActionScript、MAX/MSPなどで使える
- C++では動かない
- 機器とのシリアル通信仕様は公開されているから自前で作った
- 公開はまだ
WebカメラとOpenCVで実現する微速度撮影(hiro)
- 微速度撮影→早回しの映像
- 種が発芽する様子とか
- 5フレームを1フレームに圧縮して撮影する
- 各フレームに重みをつけて合成
- cvAddWeightted関数を使う
メガデモ的トリックを動画像処理に応用する(福地健太郎)
- カメレオンエフェクト
- じっとしていると消えていく
- 背景差分
- リングバッファを持っていて、過去2秒の平均輝度画像を計算
- 各ピクセルで最新輝度画像との差を計算
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- 背景差分を行っているけど、背景画像を2秒間の平均で更新している
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- webに最低限の情報を英語で書いておいたほうがいい
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- 昔は整数演算に落とし込んでいたけど今はfloatの方が早い
- 固定小数演算とかが懐かしい
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- 組み込みではまだ生きてるかなぁ
- 携帯はもうfloatだけど
- 組み込みではまだ生きてるかなぁ
自由時間(当日持込ネタ発表・雑談・デモ体験タイム)
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- enhanced desk
- Hideki Koike's Home Page
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- 色情報をマーカーにする
- 色は環境光に弱い
- 色情報をマーカーにする
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- 液晶TVに偏光フィルムを置くと、
- カメラには液晶TVの映像は写らないけれど、液晶TVに置いた手は写る
- 透明な光学フィルムをマーカーにできる
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- 不可視マーカ
- 河野恭介
- 河野恭之のHome Page
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- ウェアラブル:再期性反射素材で不可視マーカ
いやぁ楽しい勉強会でした
AR大好きな人たちが集まってて、いい雰囲気でした
VR学会とかPRMUとか研究発表とは違う、
面白いことをしてやろう的な雰囲気というか
その後の懇親会も超楽しかったんですが、
それもまた今度追加します
次は僕も何か発表しようかなぁという気分になりましたさ
面白い勉強会を開催してくださった、橋本さんには
本当に感謝しています
ありがとうございました
停滞気味だったARが、もっともっともりあがるといいなぁ
そんな感じ